労連会長メッセージ
ヤマハ労連会長よりご挨拶
ごあいさつ

ヤマハ労働組合連合会会長 久保順裕
ヤマハ労働組合連合会は、2021年12月に結成50周年を迎えました。
1971年12月、ヤマハ発動機、ヤマハ車体工業、昌和製作所、三信工業の4組合6,000名の組合員が結集し、より一層の連帯と団結を深め、互いに労働条件向上を目指し、ヤマハ労連が発足しました。現在では10組合12,000名の組織となり、この間ヤマハ労連の発展に多大なるご尽力をいただいた諸先輩方と組合員、関係者の皆様のご理解、ご協力に感謝申し上げます。
50年の節目の年を迎えるにあたり、改めてヤマハ労連のミッション・ビジョンを定義いたしました。
「働くを守ることは、明日の安心を創ること。すべての仲間のために、ヤマハ労連ができること。」
ヤマハ労連で働くすべての仲間の明日の安心を創ることがミッション・使命であり、そのためには、「働く」を守らなければいけません。この「働く」には、雇用・賃金・安全・働きがい・幸せといった働く上で必要な全てが込められています。
ヤマハ労連は、50年にわたり「働く」を守るため、労連加盟のそれぞれの組合の仲間の思いを結集させ、より大きな力となってきました。
その仲間の思いと共に、想像力を働かせ、意志をもって考え抜き、あらゆる手段を尽くし、問い続ける、私たちの活動はそのプロセスにこそ価値があるのだと思います。そして、その先に、組合員ひとりひとりの、その家族の、ヤマハ発動機グループで働くすべての仲間の幸せにつながっていくと信じています。
私たちは、これまでの歴史の積み上げの上に現在が成り立っていることを忘れてはいけません。そして、この歴史を積み上げてきた諸先輩方の思いを受け継ぎ、継承していかなければならないと思います。しかし、私たちを取り巻く環境は大きく変化しており、この不確実な時代の中で、これまでのルールややり方を守り続けるのではなく、守るべきこと、変えていくべきことを正しく見極めることが、より重要になってきました。このような状況下だからこそ、労連のビジョン「働くを守る」という組合活動の本質に立ち返り、軸足のぶれない活動を続けていくことが重要だと考えます。
50年の節目に労連のこれまでの活動や想いを振り返り、その志を受け継ぎ、次世代につなぐ新たなスタートとし、これからも「なかまのあしたの働くを守る」のために諸活動に取り組んでまいります。ともに頑張りましょう!